たまには日記以外の話。

essay
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やあ、こんにちは。
GW初日からだるだる過ごしているコウカノオトです。
早い時間に起きて、Macに向かったのはいいとして、それでもどうしても眠たくなって、
おふとん敷き直してお昼頃まで寝ました。
↑だめな大人

毎日毎日ごはんの話もなんなので(今日はあんまりちゃんと作ってないしw)、
最近見てるアニメの話から。
「推しの子」(みんな見てるだろー)と「四月は君の嘘」(ちょっと前の作品)について。
前者はまだ3話目だけど、お芝居の要素が入ってて、後者はクラシックの要素が入ってる。
どっちもその要素を借りてるだけで、本質は別のことを描こうとしていると思うんだけどね。
ぼくは昔、芝居にも関わってきたし、いまは音楽やっているので、
そういうものをアニメの要素に入れられると、ちょっとばかり違和感を感じる。
いい意味で感じるならいいんだけど、あんまりよくない意味で感じると、ちょっとやだ。

今回出した2作品は、どっちもいい意味で違和感感じてる。
「推しの子」は、サイコパス、サスペンス、みたいのが本質だ(と思う)し、
「四月は君の嘘」は、中学生の成長ストーリーが本質だと思ってる。
芝居や音楽は、そういう本質を引き立てるための小道具なんだと思う。
(そうは言っても、そういう小道具の効果大事だけどね!!)
アニメとか小説とかって、どれだけ感情移入できるかが、好きになれるかのハードルのひとつかもだけど、
感情移入するとちょっと恥ずかしい時もあるよねw
今回出した作品に関しては、かなり感情移入してるので、見ててちょっと恥ずかしいw
だけどそこがいいよね。
評論や随筆と違って、そこがフィクションのいいとこじゃんね。

でも、現実のお芝居や音楽とはやっぱり違うところがあって、
そこをどうアニメとして違和感なく演出して、作品にするかだと思うんだけど、
2作品ともけっこうその手法が、楽しく見られてぼくは好きです。
よく言えば期待通り、悪く言えば予定調和なんだけど、そこもよく練られていると思います。
そこが2作品に共通してる良いところ。だと思ってます。

サイコパス、は、あんまりよく見る分野じゃないんだけど、
「推しの子」は他の要素(お芝居含め)がぐいぐいひっぱってってくれるから見られる。
音楽ものはいい悪いがハッキリ分かれる分野だと思うんだけど、
アニメだと実際に音が鳴ってるから、余計にそうだよね。
作品はその音楽を超えられないから、
実際は小説とかマンガとかで音楽ものに挑戦してる作品が、好きだと思うことがあります。
まあ、前者が「グラスハート(若木未生さん作品)」で後者が「EXIT(藤田貴美さん作品)」なんだけどね。
どっちも読んでいると、アタマの中で生々しく極上の音楽が鳴ります。
てゆうか「グラスハート」と「EXIT」以外に、そう感じる文字媒体作品を寡聞にしてぼくは知らない。
ぼくの守備範囲が狭いのかもだから、何かそういう血が燃える作品があったら、コメント欄で教えてー。

「のだめカンタービレ」もアタマの中で音が鳴らなかったし、
「ピアノの森」はちょっと立ち読みしただけだし、「蜜蜂と遠雷」はまだ読めてない。
マンガや小説で(アニメでも)、作中に出てくる音楽作品や演奏を、天才!、とか書くのって、
作り手にものすごい実力が求められると思うんだよね。
「グラスハート」と「EXIT」はそこを力業でクリアしてるから、個人的にとてもすごく大好きな作品です。
それが言いたかっただけの記事か、と思ってもらってかまわないけど、
読まなくっちゃわかんないぞ〜。
死ぬほどココロに迫る作品を読みたいという方には、ぜったいオススメです!!
死んでも責任持てませんが。


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